L2SWにデフォゲ設定する時

経験のないメンバーを集めた研修でかなり多かった話題

「(研修中に)レイヤー2スイッチにデフォゲ(デフォルトゲートウェイ)を設定するときと しないときの差が分からない」

落ち着いて考えると分かるんですが、分からないメンバーで集まってるだけに不安な感じになった。と言うことでメモ

あくまで研修で利用した機器を テストでの答えを正解にする事を想定しています

まず、デフォゲについて

デフォルトゲートウェイとは、所属するネットワークの外のコンピュータへアクセスする際に使用する「出入り口」の代表となるコンピュータやルータなどの機器。

(IT用語辞典)

と言うことで、あくまで「所属ネットワークと同一のネットワーク上へ」 というキーワードを覚えておこう

ついでに、レイヤー2スイッチについて

ハブみたいな感じだけど違います・・・。MACアドレスを見て、接続先を決める機器というものです

本来IPアドレスなるものは不要なのですが、スイッチの設定を遠隔を操作する時などの為に管理IPアドレスをレイヤー2スイッチに設定しますが、あくまでスイッチとは別のモノとしてそういう スイッチを設定する機器が、スイッチの中に入っているというイメージに思っていたほうがいいでしょう。

仮の環境

研修でも多かった 最も簡単な仮の接続環境で

ciscorouterswitch_1

PC1とルータを接続、NW1とする

PC2-(L2)SW-ルータを接続NW2とする

PC1からPC2へpingを送る場合

この研修の際は、答えは「SWにデフォゲを設定しなくても問題がない

ciscorouterswitch_2-1

NW1上にあるPC1から 所属外のネットワークへ接続するため、デフォルトゲートウェイをPC1に設定します。

ルータからPC2へは、スイッチを経由してアクセスしますが、 スイッチは「パケットの送り先に見合うポートへ繋げているだけだけで、IPアドレスを見て経路制御を行っているわけではないので、例のようなネットワークではスイッチの中を素通りしている程度に考えおこう

ciscorouterswitch_2-2

返答は 同様にPC2が所属ネットワーク外なため、PC2に設定したデフォゲ(ルータ)に送るため、スイッチを素通りしてルータへ行くわけです

PC1からSWをtelnet操作

答え、デフォゲ設定が必要

ネットワーク外の端末からtelnetでスイッチの設定を変更するパターンを想定してみましょう。

なお、PC1がデフォゲ先であるルータに入って、といった操作を図示することが面倒なので、若干図の表現を変更している点に注意して下さい

L2SWにデフォゲが設定していなかった場合

ciscorouterswitch_3-1

PC1からルータを乗り越えNW2に入ってきたtelnet接続要求ですが、

SWから返答する際、スイッチがPC1にアクセスしようとすると、所属ネットワーク外であることに気づきます。

しかし、所属ネットワーク外へのアクセスにはこれを どこに送るか分かりません

と言うことで、返答が出来ずtelnetによる操作が行えません

デフォゲが設定してあった場合

ciscorouterswitch_3-2

SWからの返答は 所属ネットワーク外であることに気づき、所属ネットワーク以外はルータにパケットを託します。これによってルータを乗り越えPC1に返答を返すことが出来ました。

最後に

あくまで、研修中にデフォゲを設定したりしなかったりしても 正常に動作した理由です

なくても良い程度の内容の場合に設定を省いただけ と考えてくれればと・・・・

富士通

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